■X-1(4)中西進氏特別講演「梅花に寄せる万葉の心」       目次表へ


令和2年11月7日(土) 住金アリーナ青梅

 万葉集研究の第一人者であり、元号「令和」の考案者である国文学者中西進先生をお招きして「梅花に寄せる万葉の心」 と題して、万葉集の中の梅にまつわるお話を中心にご講演をいただきました。梅花の宴の歌や梅の秀歌を会場の皆さん 全員と合唱する場面もあり、梅の里青梅にふさわしい講演会でした。



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中西進先生(高志の国文学館館長)
   


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コロナ対策で席間隔を空けて実施
(参加者:350名)  


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浜中啓一青梅市長よりのご挨拶
 


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青梅市への激励の色紙をいただきました  


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ご説明いただいた「梅花」にまつわる万葉の歌をいくつか紹介します
 ・春さればまづ咲く宿の梅の花
    独(ひと)り見つつや春日暮(はるひくら)さむ  …巻五-八一八 山上憶良

 ・わが園(その)に梅の花散るひさかたの
    天(あめ)より雪の流れ来るかも  …巻五-八二二 大伴旅人

 ・ひさかたの月夜(つくよ)を清(きよ)み梅の花
    心開(こころひら)けてわが思(も)える君  …巻八-一六六一 紀郎女(きのいらつめ)




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