Ⅴ-5(1)日本の神話 【3回シリーズ】    目次表へ
2022年6月8日/7月10日/8月13日 ネッツたまぐーセンター

 古事記・日本書紀で知られる「日本の神話」はギリシャ神話などと異なり、日本と日本人の生活と文化(衣、食、住、政治・娯楽) と深くかかわっている奥深い物語です。 今回は、日本書紀研究の第一人者の榎本福寿先生に3回シリーズでご登壇いただき、穀物である稲(お米)に焦点を当てて 興味深いお話をしていただきました。
 一般にはあまり知られていない宮中神事の具体的な行事内容なども、分り易く解説していただき、参加者から大変好評をいただきました。  

参加者数:延117名/3回




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photo-4:大嘗祭に行われる神事としての行列の様子(ごく一部)
・・・十一月の卯の日、悠紀国(ゆきこく)・主基国(すきこく)それぞれ国郡の司、酒造童女(さかつこ)らが斎場を発ち
行列して大嘗宮に入る。夕刻から翌日未明にかけて、・・・(4時間もの大行列となります)



<講座内容>

第1回目6月 8日(水) : お米誕生に隠された秘密 ~五穀とお米の誕生~
第2回目7月13日(水) : 聖なる稲が地上にもたらされたワケ ~神勅と稲と降臨~
第3回目8月10日(水) : お米とお祭りの深~いカンケイ ~新嘗祭と大嘗祭~

<講師プロフィール>

榎本福寿(えのもと・ふくじゅ)
 昭和23年埼玉県生まれ。昭和47年國學院大學文学部卒業。昭和53年京都大学大学院文学研究科博士課程国語学国文学専攻満期退学。佛教大学文学部専任講師。昭和58年同助教授。平成元年中華人民共和国西安外国語学院(現西安外国語大学)文教専家(1年間)。平成6年佛教大学教授、現在に至る。平成13年中華人民共和国北京大学高級訪問学者(1年間)。平成21年東京大学大学院総合文化研究科私学研修員(1年間)

<講師:榎本福寿先生からのメッセージ>
 日本の神話は「稲」の豊かに稔るめでたい国を予言することから始まります。「暮らしとお米」の歴史をひも解くと楽しく不思議な物語が広がります。 今後も、神話との出会いを多く持って、多くの生きるヒントを学んでください。


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